wzmx’s diary

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目に見えない相手の目に映っている世界を想像する。「けものフレンズ3」対人戦のおもしろさについて

 こんなにアプリのゲームを真面目に遊んでるの、久しぶりな気がする。
けものフレンズ3のゲーム要素の中で、一番おもしろくて奥が深いの、「ちからくらべ(対人戦)」の防衛だと思う。

 プレイされた方ならご存じの通り、防衛戦で勝利するために出来ることと言ったら、予め専用のパーティーを組んでおいて、「あとよろしく~」とバイバイすることぐらい。防衛側は戦闘中の自分のパーティーの行動をほぼ指定できない。攻撃側は好きなように行動できるうえ、倒せそうにない対戦相手を選んでくれる動機は無い(防衛側が対戦相手を選ぶ手段はほぼ無い)ので、圧倒的に防衛側が不利。

 その日の防衛戦がどうなったのかは、一日に一度発表される「勝利回数」からしか分からない。その日に何度戦ったかは発表されないので、「勝率」は分からない。戦闘中に相手がどういう行動を取ったかも発表されない。どんな構成のパーティーが相手だったのかも教えてくれない。だから、相手が取った戦術は全く分からない。

 自分が考えた戦略がうまくいったかどうかも、検討のしようがない。僅かな勝利回数の増減が、偶然なのか、自分が考え出した戦術がハマったからなのか、単に接続人数を反映しているだけなのか、全部が分からない。かと言えば、パーティー構成を大幅に変えると、明らかに数字が動いていたりする。いや、わからん。どうなるか、ぜんぜんわからん。

 戦闘中に何が起こったかの全ては、推測するしかない。

 こんな不利な状況の中で、見えない相手を翻弄する戦術をどうひねり出すか、という戦いになる。今のインターネットにおいても一番重要と思われる「目に見えない相手の目に映っている世界を想像する力」がめちゃくちゃ試される。本当におもしろい。

 しかもこれ、うまくいかなくても失うものはほとんどないし、得るものもほぼ無し。本気でやりたい人だけ本気出せばよくて、面倒なら放置しておけばいい。
いいですね。本当にいい。プレイヤーを縛ろうとしてこないのはありがたいですね。

 

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 無関係な秋の画像です。